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普段からお酒を飲んでいる方は「妊活中だけど、お酒を飲んでも良いのかな?」と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

 

特にお酒が好きで飲んでいる方は、どのくらいの期間飲まない方がいいのか?とても気になるところではないでしょうか。

 

今回は妊活中のお酒について、与える影響やどのくらいが適量なのか?を見ていきましょう。

妊活中のアルコール摂取はどんな影響を与える?

ビールを飲む女性

楽しい気分になれたり、場を和ませる効果のあるお酒ですが、それが妊活中ではいったいどのような影響があるのでしょうか。

 

まず、妊活中のアルコール摂取がどのような影響を及ぼすのか?については、実ははっきりとわかっておらず、日本にはそのようなデータがありません。

 

しかし、日本ではデータがありませんが、海外では妊娠とアルコールについての調査がされています。スウェーデンのストックホルム在住の7,393人を対象に、不妊症とアルコールの関係を調べたところ、お酒を定期的に飲む女性は、あまり飲まない女性に比べて、不妊症になるリスクが約60%高くなったという結果が出ています。

 

アルコール摂取によって不妊症になる確率が上がった要因は、体内で作られる「活性酵素」が関係しています。

 

活性酵素というのは肝臓でアルコールを分解する働きをしており、お酒をたくさん飲むと飲んだだけ活性酵素が作られます。本来活性酵素は体内で侵入してきたウイルスなどと戦うものであり、悪いものではありません。

 

ですが、この活性酵素が大量に発生するとアルコールやウイルスだけでなく正常な細胞まで攻撃してしまい、その結果細胞が酸化してしまいます。

 

体内の酸化を防ぐために「抗酸化機能」というものがありますが、活性酵素が抗酸化機能に比べて多いとバランスが崩れてしまい「酸化ストレス」という状態になってしまいます。

 

この酸化ストレスは老化に影響を及ぼすものであり、それが卵子にも関係し、酸化ストレス状態の中では卵子の質が低下してしまいます。その結果、不妊の確立が高くなると言われています。

 

そのような理由から、妊活中には出来るだけお酒を飲まないようにするのが良いでしょう。

 

「でも、どうしてもちょっと飲みたい」という気分の時もあるでしょう。そんな時は抗酸化作用のある赤ワインがおすすめです。飲み過ぎず適量であれば赤ワインに含まれるポリフェノールが活性酵素を抑制します。ただし白ワインにはこの効果はありませんので、あくまで赤ワインだけと割り切ることが大切です。

 

 

男性のアルコール摂取が妊活に与える影響

ハイボール

妊活は女性だけのことではなく、パートナーである男性も一緒に妊活に取り組む必要があります。女性が安心して妊活に取り組むためには、パートナーの存在はとても大きいものです。

 

女性のアルコール摂取は直接身体に影響を与えるため避けたほうが無難ですが、男性の場合はどうなのでしょうか。

 

ヨーロッパとアメリカでおこなわれたアルコール摂取と精子の関係についての研究によると、アルコールと精液には関連性がなく、女性の妊娠には影響しないという報告がなされました。

 

ですが、男性のアルコール摂取が直接妊娠に影響しないとはいえ、アルコール自体が身体に及ぼす影響には気を付ける必要があります。

 

身体に及ぼす影響ですが、男性が過度な飲酒をすると、

 

・性的興奮の減少

・勃起障害

・射精障害

 

という3つが起こる可能性があり、妊活にとって間接的に影響します。これらはお酒が抜けると回復するものですが、過度の飲酒が排卵のタイミングと多く重なるとそれだけ妊娠の確立が下がってしまいます。

いつまでに禁酒?お酒の適量は?妊活中のアルコール摂取

禁酒

妊活をしている時、お酒が好きな方であれば、そもそもいったいいつまでに禁酒する必要があるのか?このくらいなら大丈夫と言われるお酒の適量など、まったくわからないですよね。

 

これから安心して妊活していくためには、禁酒の時期やお酒の適量など、妊活中のアルコール摂取について知っておく必要があります。

 

ここからは妊活で禁酒はいつまでにするべきか?お酒の適量は?など、妊活中のアルコール摂取について見ていきましょう

 

まず、いつまでに禁酒するのが良いのか?ですが、これは医学的にもはっきりとした根拠はなく、明確にはなっていません。

 

ただ、アルコールを摂取し続けていることで赤ちゃんに思わぬ影響が出てしまう可能性があるのは確かです。様々な研究の結果、お酒を飲み続けることで赤ちゃんに先天性の疾患が起こる可能性があることは証明されています。この先天性疾病は、胎児性アルコール症候群と呼ばれています。

 

どのような先天性疾患が表れるかというと、

 

・頭が小さい

・目が小さい

・鼻が低い

・鼻筋が低い

・平べったい顔つきになる

・唇が薄い

・心臓の奇形、鳩胸

・低体重、低身長

・知的障害

・運動障害

・斜視

・難聴

・真っすぐ歩くのが困難

 

というような、身体全体に対してなにかしらの疾患が起こります。これらの疾患が全て表われる訳ではなく、1つや2つ特徴となる疾患が起こります。

 

なぜこのような先天性疾患が表れてしまうのかというと、大人と比べて胎児は内臓などの機能が未発達のため、妊婦の影響を強く受けてしまうからです。

 

胎児は栄養を妊婦の胎盤をとおしてもらっているので、血液中にあるアルコール濃度が高いとそのまま胎児の体内にアルコールが入ってしまいます。その場合、胎児性アルコール症候群という先天性疾病になる可能性があるのです。

 

大人であれば肝臓というフィルターをとおして分解されますが、胎児はその機能が未発達のため体内にアルコールが長時間残ってしまいます。

 

そのようにアルコールが残ってしまう結果、胎児の細胞が発達しなかったり増殖しないという障害を起こしてしまいます。

 

このように妊娠初期から胎児にアルコールが原因で影響を与えてしまう可能性があるので、妊活に入ったときからお酒を止めるのがベストと言えるでしょう。

 

ですが、妊活前に普通にお酒を飲んできた人がいきなり止めるのは抵抗があったり、どうしても飲みたくなる日というのもあるものです。飲めないことが逆に大きなストレスになるとそれはそれで胎児に影響を与えてしまいますので、多量でない限りは飲むほうがストレス解消につながります。

 

また、妊活中にお酒を飲む場合、どのくらいが適量と言えるのでしょうか。

 

飲酒により胎児への影響、疾患は証明されているのですが、日本はもちろん世界でも胎児に影響しない飲酒の安全量は証明されていないというのが現状です。

 

しかし、この位というおおまかな目安となる量は出ており、たまにコップ1、2杯程度なら問題ないというものです。

 

アルコール量としてワインなら1杯、日本酒ならコップ半分、ビールなら350mlでいうと、1杯未満であれば影響は限りなく少なく、この量の5倍以上飲むと奇形発生率や先天性疾病の発症率が明らかに高くなると言われています。

 

アルコールにおこる影響は個人差が大きいので、自分の身体と相談しながら多量に摂取しないように気を付けるのが良いでしょう。

 

 

お酒を上手に断れるようになろう!

拒否する女性

 

普段からお酒が好きならば誘われると嬉しいものですが、それが妊活中となると身体のためを思い、断ることもあるでしょう。

 

しかし、妊活前に毎日飲みに行っていたり、周りがお酒好きだということを知っていると誘いを断るのは難しく、雰囲気を壊さないため流れで飲んでしまうということはあるものです。

 

ここからは妊活をうまく進めていくために、お酒を上手に断るにはどうしたらいいか?一緒に見ていきましょう。

 

まず、相手があなたをお酒の席に誘ってくるというのは、あなたがいることでお酒の席が楽しくなる、何かしらの話題につながることをわかっているからです。

 

あなたが醸し出す雰囲気や態度、話す内容に周りの人は期待を寄せ、一緒にお酒を飲みたいと思わせているのかもしれません。

 

普段であれば周りからそのように思われるのは嬉しいものですが、これが妊活中となると話は変わり、雰囲気をいかに壊さないように断るかが大切になります。

 

雰囲気を壊さず、なおかつ人間関係も損ねない断り方のポイントは「それはしょうがない、と相手が納得できる理由を述べる」ことです。

 

雰囲気を壊さずお酒の席を断るには、お医者さんに止められていると伝えるのがよいでしょう。医学的な理由であれば納得することは多く、お酒と一緒に服用してはいけない薬を飲んでいると一言添えれば、それ以上言及してくる人はまずいないでしょう。

 

また、車を所有しているのであれば車で来ていることをアピールするのも有効です。いま飲酒運転はうるさくなっていますので、それではしょうがないと納得してもらえます。

 

 

まとめ

 

楽しい気分になれたりリラックスできたりと、気分転換を図るのにお酒は有効な手段です。

 

ですが、妊活中はそれが逆に身体に影響を及ぼす可能性があるので、しっかりとデメリットを意識しながらお酒をたしなむことが大切です。

 

本来お酒が好きであればいきなりお酒を止めるのは大きなストレスになってしまいます。度を超さない範囲で上手にお酒と付き合っていくのが良いでしょう。

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