赤ちゃんの離乳食で、いつから始めればいいのか、どんなものを食べさせればいいのか、またその調理法は何が良いかなどと頭を悩ませているママも多いのではないでしょうか。

 

その中でも、赤ちゃんの発育時期によって離乳食の量や食べ物の固さが変わっていきます。大まかな目安はある程度調べれば収集することはできますが、赤ちゃんの成長には個人差があるため、一人一人異なると言えます。

 

今回は離乳食の量や固さについて判断するためのポイントを解説していきます。赤ちゃんの成長に応じて、最適な離乳食の量や固さについて不安に思っている人はぜひ参考にしてみてください。

離乳食の量を知っておく理由

赤ちゃんに離乳食を与えるときに悩むことで多い、一つの悩みに「離乳食の量」があります。当然ながら赤ちゃんは自分で食べる量を決めることができないので、ママが赤ちゃんの体格や成長の度合いに合わせて量を決める必要があります。

 

離乳食は赤ちゃんの成長を左右する重要なもので、ミルクや母乳では不足してしまう、ミネラルやビタミン、たんぱく質や炭水化物といった栄養素を補い、赤ちゃんの健康状態を良好に保つことができます。

 

そのため、赤ちゃんの発育時期に見合った離乳食の量を正確に知っておく必要があります。

また、離乳食時期における最適な食物の固さについても知っておくべきです。赤ちゃんによって食べることができるものは異なります。成長の度合いによっても異なりますし、赤ちゃん自身の好奇心などによっても違いが現れます。

 

赤ちゃんが確実に食べることができる固さの離乳食を用意しなければなりません。もし、赤ちゃんが食べられないような固形物を与えてしまうと、喉に詰まらせてしまう可能性も考えられます。安心安全に離乳食を与え、赤ちゃんの成長を促進させていくためにも、成長過程にあった与えるべき離乳食の量と食物の最適な固さを把握していきましょう。

 

離乳食の量や固さの目安

次に、離乳食の量や固さの目安を解説していきます。ここでは、赤ちゃんの月齢に合わせて与えるべき離乳食の量や食物の固さの目安をまとめていきます。

 

もちろん赤ちゃんの個人差によって、この部分は異なりますので、赤ちゃんの状態をよく観察しながら、微調整しながら、離乳食の量や固さを決めていきましょう。

 

①離乳食の量の目安

離乳食の量について解説していきます。量の目安としては、離乳食初期(5,6か月)、離乳食中期(7,8か月)、離乳食後期(9~11か月)、離乳食完了期(12~18か月)に分けることができます。

 

□離乳食初期

離乳食初期は、だいたい大さじ1杯分が目安となります。離乳食を始めた1カ月目は赤ちゃんも食事になれてないので、おかゆや野菜のペーストなど飲み込むだけよいものを与えて、1カ月ほど経ったら、徐々におかゆに柔らかい具材を加えたり、野菜スープを与えるようにしましょう。

 

□離乳食中期

離乳食中期は、離乳食初期に比べると食事の量を増やしていくことをお勧めします。おかゆであれば50~80g程度、野菜であれば20~30g、魚などであれば10~15gを目安として与えていきましょう。この時期は、赤ちゃんの消化器官はまだ発達していないので、消化しやすいようにできるだけ柔らかく調理したものを与えるようにしましょう。

 

□離乳食後期

離乳食後期は、離乳食中期よりも少し離乳食を与える量を増やしましょう。目安としては、おかゆ90g、野菜30~40g、魚などを15g与えるようにしてください。

 

□離乳食後期

離乳食完了期には、赤ちゃんも歯が生えてきて、大人が食べられる物のほとんどが食べられるようになります。食べる頻度も、この頃から1日3食与えるようにし、食事の習慣も付けるようにしていきましょう。離乳食を与える量は、軟飯90g、野菜40~50g、魚など15~20gを目安にしてください。

ただし、アレルゲンがある食材を与えると、赤ちゃんによってはアレルギー反応がでてしまうので、避けるようにしましょう。

 

以上が、赤ちゃんの成長過程ごとの与えるべき、離乳食の量の目安となります。こちらは、あくまで目安の量になりますので、赤ちゃんの成長具合を観察しながら調整していくといいでしょう。

 

②離乳食の固さの目安

次に、離乳食の固さについて解説します。赤ちゃんは成長度合いによって、食べられるものの固さが異なります。適切な時期に、適切な固さの離乳食を与えるようにしてください。離乳食を初めて作る場合は、市販のベビーフードなどの固さを参考にするのもおすすめです。

 

□離乳食初期

離乳食初期は、ペースト状のものしか食べることはできません。また、すりつぶす度合いに関しても、食材が滑らかになるぐらいで、ヨーグルトのような形状にして与えるようにしましょう。

 

□離乳食中期

離乳食中期は、基本は離乳初期の頃と変わらず、ペースト状のものを与えます。ただ、この時期から食事に興味を持ち始める赤ちゃんが多いので、ある程度粗さが残っていても食べることができるようになります。目安としては、舌でつぶすことができる程度で、豆腐ぐらいの固さを基準にするといいでしょう。

 

□離乳食後期

離乳食後期は、固形物も徐々に食べられるようになります。目安としては、歯茎でつぶすことができる程度で、バナナぐらいの固さを基準に作っていきましょう。

 

□離乳食完了期

離乳食完了期は、魚やお肉など様々なものが食べられるようになります。目安としては、歯茎で噛むことができるぐらいで、肉団子ぐらいの固さを基準に作っていきます。

 

以上が、赤ちゃんの正常化手に合わせた離乳食の参考にするべき固さの目安となります。赤ちゃんの成長具合や食べ方などを観察しながら変えていきましょう。

 

離乳食の量を増やすタイミング

離乳食の量については、離乳食初期から完了期にかけて大まかな目安がありますが、杓子定規のように、ぴったり何か月で切り替えていくことは難しいです。

赤ちゃんの成長には個人差がありますし、離乳食を嫌がる赤ちゃんもいます。それぞれの成長度合いをじっくりと観察しながら適切なタイミングで量を決めていく必要があります。

 

重要なことは、赤ちゃんのリアクションなどを逐一確認しながら量を決めていくということです。離乳食の時期を目安にしながら、段階的に量を増やしていき、赤ちゃんの反応を確かめてください。

赤ちゃんが離乳食を嫌がったり、嘔吐や下痢など、赤ちゃんの様子に特段問題がなければ、離乳食の段階を1つ上にあげ、量を増やしていく流れがいいかもしれません。

 

なので、離乳食を増やすタイミングとしては、月齢を目安にしながら、個々の赤ちゃんの反応をチェックして、増やしていくタイミングを計っていくということになります。

目安よりも食べる量が少なかったり、多かったりしても不安にならずに、焦らず赤ちゃんの状態や成長に合わせて、赤ちゃんに合った量の離乳食を与えるようにしましょう。

離乳食の量や固さの目安とは?増やし方のポイント教えます

離乳食の量を増やし方のポイント

離乳食の量を増やす方法にもポイントがあります。離乳食の時期が変わったからと言っていきなり量を変えても、赤ちゃんとしては戸惑ってしまいますよね。

離乳食を増やすポイントとしては、ちょっとずつ段階的に離乳食を与える量や頻度を増やしていくことが重要です。

 

主なポイントとしては、少しずつ量を増やしながら、赤ちゃんの様子を確認するようにしましょう。いきなり量を増やしてしまうと、赤ちゃんが食べ切れない場合もありますし、消化不良を起こしてしまう可能性もあります。離乳食の量を増やすときには、小さじ1杯ずつといったように少しずつ増やしていくことが重要です。

 

次に、一度増やした量を何日か続けてみるというのも重要です。食事のたびに、離乳食の量が変わってしまうと、赤ちゃんも離乳食の量に慣れていくことができません。離乳食を増やすときには、一回増やした量を何日か続けてみて、赤ちゃんの反応を確かめながら、量を増やしては慣れさせていくということを繰り返していきましょう。

また、離乳食を増やしていくのに伴って、初めて食べる食材も出てきます。そういった場合には、アレルギーの有無を確認するためにも、必ず単品で与えるようにしてください。他の食材に混ぜたりすると、どの食材が原因でアレルギー反応が出たのか、消化不良になってしまったのかがわからなくなってしまいます。

 

以上のポイントをまとめると、離乳食の量を増やすときには、「少しずつ」「赤ちゃんを観察しながら」増やし、新しいものを当たるときは「単品」で与えるということが重要となります。

 

終わりに

離乳食の量や固さについてまとめていきました。離乳食について悩むことで最も多いことでもあるので、確認も含めて、ぜひ一度チェックしてみてください。また、離乳食の量や固さについては目安に従うことも重要ですが、赤ちゃんの成長度合いや体調の変化なども敏感に感じながら、こまめに調整していく必要があります。

 

始めは誰もが戸惑ってしまう赤ちゃんの離乳食ですが、適切に対処していきながら、赤ちゃんと一緒に楽しんでママも離乳食に慣れていきましょう。

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