赤ちゃんができると、色々と苦労することが出てきます。なかなか寝付いてくれないことや、ずっと抱っこしていないとぐずってしまうなど、様々な苦労がありますが、子育ての中での苦労の一つに離乳食作りが挙げられます。

 

赤ちゃんの発育段階に合わせて離乳食を作らないといけないため、本やネット等で調べたり、ママ友に聞いて、離乳食の献立や使う食器など様々なことに気を遣わないといけません。さらに、赤ちゃんが不健康にならないように、栄養バランスをしっかりと考え、赤ちゃんの発達状況に応じた離乳食を作って行くかが大事になります。

 

今回は離乳食初期におすすめの野菜は何か、どのような調理法が良いかについてご紹介します。

離乳食初期に野菜はいつから大丈夫?

初めて赤ちゃんができたママは、いつからミルクから離乳食に変えていけばいいか、タイミングがわからないといった悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。離乳食を始めるタイミングを間違えると、赤ちゃんが食事を取るのを嫌がり卒乳が遅れてしまったり、栄養不足で体調を崩してしまうなど大きな問題になる可能性もありますので、しっかりと把握しておきましょう。

 

一般的に、離乳食初期は生後5,6ヵ月頃と言われています。もちろん、赤ちゃんによって個人差があるので、赤ちゃんの発達具合に合わせて離乳食を始めていく必要があります。

 

離乳食は、大きく分けて、離乳食初期、離乳食中期、離乳食後期、離乳食完了期の4つの期間があります。

 

離乳食初期は、赤ちゃんが寝狩りや手でモノを握るようになり歯が生え始めるころを指します。離乳食初期は、お粥やポタージュなど消化しやすく、噛まなくていいものから与えるのが一般的です。

 

離乳食中期は、活発に動くようになり、お座りもできるようになり、下の前歯と上の前歯の2本が生えた頃を指し、もぐもぐと口を動かすなど食事に興味を持ち始める頃です。指で潰せる程度の固さの食材を徐々に与えていき、薄味の味付けの離乳食を1日2食、与えるのが一般的です。

 

離乳食後期は、掴まり立ちやつたい歩きができるようになり、「まんま」などとお腹がすいたことを言葉で伝え始める頃を指します。食材の固さはバナナ程度のものにするようにして、1日3食栄養バランスを考えて、離乳食を与えるようにしましょう。

 

離乳食完了期は、赤ちゃんが歩くようになり、奥歯が生え始めることを指します。食材の大きさを少しずつ大きくしていき、味付けも徐々にバリエーションを増やしていきましょう。献立は1汁3菜を心掛けるようにしましょう。

 

月齢で見ると、5ヵ月~18ヵ月位かけて離乳食を食べさせていくことになり、赤ちゃんが該当する離乳食の期間によって、食材の選び方や食べさせ方、調理や量などが変わります。

まずは、離乳食初期におすすめの野菜について、紹介していきたいと思います。

 

離乳食初期におすすめの野菜

数ある食材の中で、離乳食初期の赤ちゃんにどの野菜を与えるのが最適なのかを知っておくことで、離乳食初期の献立やレシピのバリエーションが増え、赤ちゃんも飽きることなく、離乳食に慣れていけるのではないでしょうか。

下記では、離乳食初期におすすめの野菜をご紹介していきます。

 

・かぼちゃ

かぼちゃはカロテンが豊富で離乳食初期に食べさせておきたい野菜の一つに挙げられます。甘さが強いのが特徴的で、ペースト状にしたり、スープにして食べさせたりすることができます。

 

・にんじん

にんじんは、カロテンやカリウム等の栄養素を豊富に含んだ野菜です。彩りが良く、様々な調理法が存在するので、離乳食初期に食べさせておくことをおすすめします。カロテンはビタミンAに変わり、体のコンディションを整える効果があると言われています。にんじんそのものは固いので、ペースト状にするなど赤ちゃんが食べやすいように下ごしらえするようにしましょう。

 

・さつまいも

さつまいもは甘みがあり、ビタミンCやカリウム等の栄養素が豊富に含まれているのが特徴的です。甘みがあるさつまいもは嫌いな子供も少なく、メニューに取り入れやすい食材です。

 

・ほうれんそう

ほうれんそうは緑黄色野菜の一つでカロテンやビタミンC、ビタミンKといったビタミン、マグネシウムやカルシウム、カリウムといったミネラルを豊富に含んだ野菜です。彩りが良くなるので、離乳食初期に食べさせておきたい野菜の一つに挙げられます。

 

・トマト

トマトは、リコピンやビタミンC、カリウム等、栄養素が豊富に含まれている野菜です。食べさせる際、皮や種を取り除いて食べやすい様に下ごしらえする必要があります。フルーツトマトなどにするのもおすすめです。

 

離乳食初期に避けたほうがよい野菜

離乳食初期におすすめの野菜を紹介しましたが、もちろん避けた方が良い野菜も存在します。意外と知らない方も多いので、離乳食作りを行う上でどの野菜を避けておくべきかを確認していきましょう。

 

・きのこ

しいたけやえのきといったきのこ類は柔らかいものの、軸の部分が赤ちゃんにとっては噛みにくいです。噛み切れず、丸のみしてしまい、喉に詰まらせてしまうなどの危険性もあるので、離乳食初期の段階できのこ類を与えるのは避けておきましょう。さらに、きのこ類はペースト状にしにくいという点も離乳食初期に適していない理由に挙げられます。

 

・ごぼう

ごぼうは硬くて食物繊維が多いため、離乳食初期に適していないです。離乳食後期位からメニューに取り入れていくのが基本になります。また、アクが強いので、離乳食初期の段階にある赤ちゃんへの負担が大きいです。

 

・ピーマン

ピーマンは苦みが強いのと皮があって消化する際に負担がかかるといった理由から避けておく必要があります。苦みが強く、ピーマンが苦手な赤ちゃんも多いので、離乳食中期の段階から、離乳食に加えていくと良いでしょう。

離乳食初期の野菜調理法

離乳食初期における野菜の調理法がいくつか存在します。ご紹介する調理法を参考に、離乳食初期におすすめのかぼちゃやにんじん等を赤ちゃんに与えるようにしましょう。

 

・ペースト

ペーストとは、消化しやすいように、食物をすり潰し、のりのように練り物のようにする調理法のことです。

 

柔らかくして口に入れやすくなるのが大きな理由です。硬さはヨーグルト位が目安になり、柔らかさはお湯で伸ばすなどして調節することが可能です。

 

多く作りすぎてしまった場合は、フリージング用のトレイに入れて、1週間程度冷凍保存することも可能で、食べさせたい場合に電子レンジで解凍するだけでいいので、作り置きも可能です。

 

また、ペーストを作る上での注意点もあります。

面倒くさいかもしれませんが、消化に悪い野菜の皮や種を取り除いてから、ペーストにする必要があります。少しでも赤ちゃんが食べやすいように下ごしらえをするようにしましょう。

 

・お粥

野菜をお粥に入れて食べさせる方法もあります。

お粥に慣れてきたら、野菜のペーストへ移行させます。10倍粥に野菜や豆腐を混ぜるのが一般的です。

 

にんじんやほうれんそう、かぼちゃをお粥に入れることで彩りが良くなりますし、苦手な野菜を細かくして、お粥に混ぜて食べさせると、嫌がらずに苦手な野菜も食べてくれるので、栄養面でも野菜になれる点でもおすすめの調理法の一つです。

 

・スープ

にんじん、じゃがいも、かぼちゃ等の野菜を使って、野菜スープを作るのもおすすめの調理法に挙げられます。

 

野菜はすり潰し、とろみを付けます。スープにすると、一度に色々な野菜が食べさせることができるため、離乳食のレパートリーに入れるご家庭も多いです。

 

野菜スープは離乳食初期から離乳食後期まで長く使えますし、成長するに従って、使える野菜を増やし、野菜も大きくしていくこともできるので、万能な離乳食の一つとも言えます。

 

野菜を美味しくするコツ

次に、離乳食を美味しく作るコツを紹介します。

離乳食はシンプルな料理が多いので、一工夫入れるかどうかで離乳食の味が大きく左右されることが多いです。なかなか赤ちゃんが離乳食を食べてくれないと悩んでいるママも多いのではないでしょうか。

離乳食に使う野菜を美味しくするコツを紹介しますので、気になるものがあれば参考にしてみてください。

 

・野菜を蒸す

ペースト等を作る前に一旦野菜を蒸すと甘さが増します。じっくりと過熱していくことでより美味しいペースト等を作ることができます。十分柔らかくなる頃が目安です。お湯を加え、伸ばしていくと滑らかな食感になります。

 

・ポタージュにする

野菜をポタージュにすると、かぼちゃやトマトなど色々な野菜を一度にまとめて調理できますし、離乳食初期から長期に渡って役立つ調理法です。野菜の食感が苦手といった際にも効果的な調理法なので、野菜のポタージュを作ってみてはいかがでしょうか。

 

・アク抜きを行う

じゃがいもやほうれんそうはアクが強い野菜と言われています。アクがあると、苦みや渋みを感じるので、アクが強い野菜をスープやペーストで使いたい場合、少し面倒くさいかもしれませんが、アク抜きを欠かさず行うように心がけましょう。

 

・人肌位の温かさにする

野菜のペーストやスープ等を人肌位の温かさにすることで、やけどの心配がなく、赤ちゃんにとって食べやすくなります。調理を行う際、熱くなりすぎてないかをチェックすることも欠かさず行うようにしましょう。

 

・とろみを付ける

野菜スープ等にとろみを付けることで美味しく食べることができます。水分が多いと赤ちゃんがむせてしまう可能性がありますので、とろみをつけて、安全においしく離乳食を食べられる工夫をするようにしましょう。

 

終わりに

生後5.6カ月で、歯が生え始めた離乳食初期の赤ちゃんの食事には食材や調理法など注意点がたくさんあります。特に、離乳食初期は、赤ちゃんが食事に対して、嫌悪感を持ってしまうと、卒乳ができなくなってしまう大きな原因にもなりかねないので、しっかりと取り組んでいきましょう。

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