現在、体調維持を心がけて色々試されている方々はどのような方法で気を付けておられますか?

色々な方法がネットや出版物で出回っていますが、内容も多種多様なためこれが自分にあっているとなる事はなかなか難しく、自分にあった方法が見つかっていない方も多いのではないでしょうか。

自分に合った体調維持を見つけ出すには自分を知る事だけでなく、育ってきた環境を知り理解する事で限りなく近づくことが可能ではないかと考えております。

本記事では、自分を知る方法と自分にあった食事を説明します。

自分にあった食事を知るために自分を知ろう

まず自分を知る事から始めてみましょう。人は親をベースに育った環境で一個人が作られています。

まず考える事は

1.親の育った環境

2.食事を作る親、又は作ってくれた環境

3.3歳から9歳までの食事環境

基本は大体この3つで集約されているのではないでしょうか。

上記の1〜3を下記で詳細にご説明します。

 

1.親の育った環境

自身の両親もそれぞれ成人まで育った環境の味覚や習慣を持っており、その影響はおのずと子供に伝えられます。それは味覚だけでなく好みも少なからず受け継いでいます。

 

例えば,料理を作る両親の出身地により味のベースが変わってきます。北の出身であればおのずとベースは北の味わいに近い味付けを求めたり、作る料理にも少なくともその面影が味に出てきます。特にわかりやすいのは塩分や味の深みなどです。

 

2.食事を作る親、又は作ってくれた環境

味はより多くの食事を食べた環境で形成されます。幼いころ食事は主に家で食べることが多いはずです。

 

その際作ってくれた人の味の影響を受けることが多く、若い人が作る物とある程度歳をとったものとでは作ってくれたものでは大きく味バランスが違うため、良くある話では若い母親が作る物では油の多い洋風の物を多く食している環境と高齢者がいる家庭でおばあちゃんなどが作る食事を主に食べてきた子供とは味覚の好みが大きく違うことなどが良くあります。

特にわかりやすいのは味の付け方で油の多い物が良いのか素材を生かしたものなどが変わります。

 

3.3歳から9歳までの食事環境

人間の全ての感覚は主に3歳から9歳で一生分のベースになる物を形成されると言われており、9歳以降はそのベースをもとに経験や失敗によって検証されたデータで人格構成がなされます。

 

味覚や消化器官も同じことで生まれる前の赤ん坊は無菌状態で生まれますが産道を通る際に最低限必要な細菌を母親から引き継いで生まれてきます。

 

その後、最初は母乳などで生活に必要な栄養素と共に腸内などで保菌するための腸内細菌などを定着させ、次に外部から摂取する食事で人間に必要な色々な物を摂取していきます。

外部から摂取し始める際、消化器官は環境に適応するように考えながら形成されていきますが、その際に大きな影響を及ぼす環境が3歳から9歳までで食べて育った食事を基本に消化器官が出来ていきます。

 

日本だけでも北と南で大きく味の環境が違い海外で生活していれば大きく違うことは明らかです。

例えばアメリカで幼いころから育った日本人と日本から海外での生活をしていないとでは消化器官の影響は大きく違います。

 

上記3つの事だけでも人によって自分の体に合った食事環境や感覚が違うため、一度自分がどのような食事環境だったのかを見つめなおしてみてはいかがでしょうか?自分にとって一番良い食事方法を見つけることで未病に近づくかもしれません。

 

食事の調理法と場所の関係性

海外の流行の食や文化がそのまま日本に持ち込まれてブームになる事がありますが、そのブームで流行の食事を食べに行き美味しさを充分楽しんだ後に胸やけや胃もたれなどで数日不愉快な思いをしたことある方もいるのではないでしょうか?

 

私は元々フランス料理を専門としフランスでも長く生活してきましたが、日本でフランスの調理方法でフランス料理を作り食べると、食べたときの美味しさよりも食べた後の違和感やストレスに大きな疑問を感じました。

その疑問の解については、地域の場所と基本調理が関係しているのではという考えが答えなのではと思っています。

 

例えば、フランスと日本の北海道は緯度の位置で確認するとおおよそ同じ緯度に位置しています。フランスの環境の特徴は空気が乾燥しており人間に必要な水分を摂取したのに日本より多く汗をかいても日本と違いサラッとしています。

乾燥が強いという事は保湿が重要になる事は必然であり、その際に油分が保湿に大きな助けになっています。

フランス料理にはバターや生クリームなどの乳脂肪分やオリーブオイルなどの油分を多く使うことで保湿の手助けをしているのです。

 

日本だとフランスと同じ緯度に位置する北海道がフランスと同じ様な生産物を作る事が適していると考えられます。

ただ、同じ緯度でも大きな違いはフランスと日本の国土は大きく違い、フランスよりも日本の北海道は周りを海に囲まれているのでフランスよりも乾燥率は多少なりとも軽減されていて湿度が高いため、日本でフランスと同じような食生活をしていると過剰な油分の摂取につながり良くないです。

自分の体にあった食事をとろう!育ってきた環境からみた自分にあった食事

日本人にあった食生活とは?

日本人にはどのような食生活が適しているのでしょうか?

 

日本の土壌は海に面している分食材にミネラルが行き届いており日本は海外と違い旨味のある食材が多いです。そのため、日本で調理を行うならば味を付ける料理より食材そのものを生かす料理が良いかと思います。

日本料理のお店では調味料を多量するのではなく食材を生かす料理が多いのもこのためではないかと思います。

 

海外ではお米をサラダとして野菜のように扱う事や多くの加工をする事がありますが、日本はコメの持つ甘みを生かすうえでの焚き方などを工夫して食しています。

生活している中で体に合ったものを食するならば無駄な調味料などを含まず食材を活かした調理方法で食べることで、体の負担を最小限に抑えることができ未病につながる健康的な食事が可能になります。

 

・食材を活かすということとは?

全ての食材は食材そのものが味を持っており、その味を最大限引き出す料理が食材を活かした料理だと言えるのではないでしょうか。

 

例えば、肉、魚などの動物性のたんぱく質は血液が多いと赤い身質になり、血液の循環が少ないと白い身質になります。

その特性を活かし、血の成分に塩分が多く循環している赤身質のたんぱく質は赤身を生かした少量の塩分で旨みを生かす料理にし、白いタンパク質であれば赤身ほど塩分が感じない分甘みを感じる塩分量を足すことでより甘みが増す料理になります。

 

また、食材を活かした料理を作る上で注意をしなければならないのが、油です。

油を多く使用したり、油がついたものを多く食べると味を感じさせなくなる効果があり過剰に塩分や糖分を摂取してしまう事があります。

加熱の際は油分を少なく調理をすることでたんぱく質の持つ甘みを感じることができます。

 

食材を活かした野菜の美味しい食べ

良い食事方法の例として、野菜の種類を香りのある香味野菜(三つ葉、セリ、冥加、パクリチーなど)を味のある和風ならお澄まし、中華ならチキンだし、洋食ならビーフだしなど味のあるだしに片栗粉などのとろみの付くもので少し強めの濃度を付けて香りのある野菜に絡めるだけでも普段のサラダよりより多くの野菜を一度に摂取する事が可能です。

 

この料理の特徴は葉野菜を炒めるのではなく、とろみのついただしに絡めることで初めは暖かいサラダとして食べてゆき、時間がたつにつれて余熱で野菜に火が通っていく事で最後の方には野菜がお浸しの様な味わいに変化するところが最大の特徴です。

 

通常炒めるか煮るになりがちな根菜は、パスタをゆでる様な塩分で沸騰しない程度の温度で好みの硬さに茹で、火が通ったら一度氷水で一気に冷却する事で調味料を使わなくても充分甘みのある食材に変化します。後は好みの加工方法により調味料なしで美味しく食べる事が出来ます。

 

おわりに

自分の体質や自分にあった食事を知るためにも育ってきた食事環境を知り、その土地や食材にあった食事をとることで体に優しい自分に合った食事をとることができるのではないでしょうか。

これを機に日本の食文化を知り更なる健康な体を作りましょう。

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